長久保赤水物語
2018年 10月 18日
日本で一番最初に日本地図を作った人は伊能忠敬と教科書で習った私ですが、実は日本で一番最初に作られた日本地図は奈良時代で「行基図」という地図らしいです。
それから年月が経ち、江戸時代に森幸安が日本分野図という手描図を作り、そして同じく江戸時代に長久保赤水が緯線・経線が引かれた地図「日本輿地路程全図」を作り、その50年後くらいに伊能忠敬が地図を作ったそうです。
長久保赤水、茨城出身(高萩)の人なのですが、同じく茨城出身の私、全く知りませんでした。
伊能忠敬は江戸幕府から頼まれて、日本を歩いて地図を作ったのだけど(とはいえ、森幸安や長久保赤水の地図を参考にしたのは間違いない)、長久保赤水は、人からの伝聞や色々な文献を基に作った物(お膳立てしてくれたのは水戸藩)、そして北海道が載っていない。
だけど、江戸時代の庶民には伊能忠敬の地図は手に入らないけど、長久保赤水の地図はポピュラーな物だったそうです。
そして、伊能忠敬の地図には竹島は載っていないのだけど、長久保赤水の地図には載っているという。。。
で、教科書に載っていない長久保赤水さん。とても気になったので長久保赤水顕彰会から漫画を取り寄せてみました。
茨城県の書店では買えるのだけど、東京では手に入らないので、顕彰会から直接購入するのが楽です。2つの漫画が載っています。
それから年月が経ち、江戸時代に森幸安が日本分野図という手描図を作り、そして同じく江戸時代に長久保赤水が緯線・経線が引かれた地図「日本輿地路程全図」を作り、その50年後くらいに伊能忠敬が地図を作ったそうです。
長久保赤水、茨城出身(高萩)の人なのですが、同じく茨城出身の私、全く知りませんでした。
伊能忠敬は江戸幕府から頼まれて、日本を歩いて地図を作ったのだけど(とはいえ、森幸安や長久保赤水の地図を参考にしたのは間違いない)、長久保赤水は、人からの伝聞や色々な文献を基に作った物(お膳立てしてくれたのは水戸藩)、そして北海道が載っていない。
だけど、江戸時代の庶民には伊能忠敬の地図は手に入らないけど、長久保赤水の地図はポピュラーな物だったそうです。
そして、伊能忠敬の地図には竹島は載っていないのだけど、長久保赤水の地図には載っているという。。。
で、教科書に載っていない長久保赤水さん。とても気になったので長久保赤水顕彰会から漫画を取り寄せてみました。
茨城県の書店では買えるのだけど、東京では手に入らないので、顕彰会から直接購入するのが楽です。2つの漫画が載っています。
黒澤貴子さんの「長久保赤水の生涯」。
原康隆さんの「長久保赤水の一生」。
最後のほうには色々な資料が載っています。
赤水は農民出身だから、水戸藩にお仕えするようになっても、農民の気持ちが分かったのでしょう。
日本史(高校の教科書)は、何年か後には歴史を変えた人物しか載らなくなる(例えば坂本龍馬も武田信玄も載らなくなる?)と言われていますが、本当はもっともっと色々な人物・事柄を知りたい。というか、誰でも知っている人物・事柄を習ってもつまらないじゃんと思います。
by utty77 | 2018-10-18 20:57 | やり直し日本史