キャベツのおじさん
2011年 06月 05日
考える力プラス5月号の社会「キャベツのおじさん」。
学校の給食に使われる野菜を通して、生産者と消費者とが結びついている「相互性」に気付くとともに、地域で生産された野菜だけでは食生活が成り立たない事実に気付く「公平性」を育むことをねらいとしています。
考える力プラスの「答えと指導ポイント」に書いてあった「社会で育成する本質的なものの見方」。
「相互性」=社会にあるもの・こと・人は、自分やまわりの人々と関わっている。自分は周りの人と関わりあっていることに気付ける。
普遍性=社会には、多様な中でもゆるがないことや、移り変わるときの中でも変わらないことがあることに気付ける。
因果性=社会にあることには、目的やねらい、願いに対する理由や工夫、努力があることに気付ける。
循環性=社会は、まわりまわって成り立っていることに気付ける。
多様性=社会には、様々な考え方のもと、様々なもの・こと・人があることに気付ける。
時代性=社会には移り変わる時の中で、変わっていくことがあることに気付ける。
「公平性」=社会には、様々な考え方があり、それぞれが、より良く暮らせるためにルールがあったり、調整が必要であったりすることに気付ける。
ドリル自体は、とっくに終わってしまったのですが、「答えと解説」のところに発展的なことが書いてありました。
「地産地消」
ちなみに、息子の小学校の給食でも、地域で取れた野菜を必ず月に何回か食べるようです(毎日ではないのね)。
太文字で書かれている「たまねぎ」が、先月の給食に使われた、地域の野菜です。4月は、地域で作られた「味噌」を使った料理がありました。
定期購読している「エコマム」にも、地産地消やフードマイレージ、バーチャルウォーターという言葉が、時々使われています。
このご時勢ですから、子供と、そういう発展的なことも話したいと思っています。ただここ何年か、定着してきた地産地消が、放射能汚染によって、立場が逆転しています。関東に住んでいる人達が、関東産の野菜を食べないように。関東の工場で作られた牛乳を飲まないように。
そして、それが学校の給食問題にも発展してきているようです。
給食に関東産の野菜&牛乳を使わないで欲しい、水道水が心配だから、家から麦茶やミネラルウォーターが入った水筒を持って行きたい。
10人いたら、10人の考えがあるのですから、心配しすぎる人、まったく心配していない人、(我が家は中間です)、それこそ「考える力プラス」の社会のテーマ「多様性」=社会には、様々な考え方のもと、様々なもの・こと・人があることに気付ける、まさしくこれではないでしょうか。
なのに、心配しすぎる人を批判したり、まったく心配していない人を批判したり。なんでも関東でマスクをしていない人を馬鹿呼ばわりする人もいるそうですよ。水道水飲まされて、子供がかわいそう。。。なんて言っている人もいたり、子は親を選べないなんて言っている人もいたり。
子供のイジメに発展しないか心配しています。子供は、選民意識なんてもともとは持っていないのです。結局親が言っているから、子供が真似して言うのです。
学校の給食に使われる野菜を通して、生産者と消費者とが結びついている「相互性」に気付くとともに、地域で生産された野菜だけでは食生活が成り立たない事実に気付く「公平性」を育むことをねらいとしています。
考える力プラスの「答えと指導ポイント」に書いてあった「社会で育成する本質的なものの見方」。
「相互性」=社会にあるもの・こと・人は、自分やまわりの人々と関わっている。自分は周りの人と関わりあっていることに気付ける。
普遍性=社会には、多様な中でもゆるがないことや、移り変わるときの中でも変わらないことがあることに気付ける。
因果性=社会にあることには、目的やねらい、願いに対する理由や工夫、努力があることに気付ける。
循環性=社会は、まわりまわって成り立っていることに気付ける。
多様性=社会には、様々な考え方のもと、様々なもの・こと・人があることに気付ける。
時代性=社会には移り変わる時の中で、変わっていくことがあることに気付ける。
「公平性」=社会には、様々な考え方があり、それぞれが、より良く暮らせるためにルールがあったり、調整が必要であったりすることに気付ける。
ドリル自体は、とっくに終わってしまったのですが、「答えと解説」のところに発展的なことが書いてありました。
「地産地消」
ちなみに、息子の小学校の給食でも、地域で取れた野菜を必ず月に何回か食べるようです(毎日ではないのね)。
太文字で書かれている「たまねぎ」が、先月の給食に使われた、地域の野菜です。4月は、地域で作られた「味噌」を使った料理がありました。
定期購読している「エコマム」にも、地産地消やフードマイレージ、バーチャルウォーターという言葉が、時々使われています。
このご時勢ですから、子供と、そういう発展的なことも話したいと思っています。ただここ何年か、定着してきた地産地消が、放射能汚染によって、立場が逆転しています。関東に住んでいる人達が、関東産の野菜を食べないように。関東の工場で作られた牛乳を飲まないように。
そして、それが学校の給食問題にも発展してきているようです。
給食に関東産の野菜&牛乳を使わないで欲しい、水道水が心配だから、家から麦茶やミネラルウォーターが入った水筒を持って行きたい。
10人いたら、10人の考えがあるのですから、心配しすぎる人、まったく心配していない人、(我が家は中間です)、それこそ「考える力プラス」の社会のテーマ「多様性」=社会には、様々な考え方のもと、様々なもの・こと・人があることに気付ける、まさしくこれではないでしょうか。
なのに、心配しすぎる人を批判したり、まったく心配していない人を批判したり。なんでも関東でマスクをしていない人を馬鹿呼ばわりする人もいるそうですよ。水道水飲まされて、子供がかわいそう。。。なんて言っている人もいたり、子は親を選べないなんて言っている人もいたり。
子供のイジメに発展しないか心配しています。子供は、選民意識なんてもともとは持っていないのです。結局親が言っているから、子供が真似して言うのです。
by utty77 | 2011-06-05 23:15 | 考える力プラス